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【LESSON1】そもそも『投資』ってなに?

【LESSON1-4】

「債券」っていったいなに?

債券は国や企業にお金を貸してあげるときに発行される証書です

子供のころにお小遣いが足りなくなって、「お母さんお金貸して!」なんて経験はありませんか?お母さんから、「来月必ず返します!」と約束したメモを書かせられ、ようやく貸してもらえた人もいるでしょう。お金を貸す立場からすると、きちんと返すという約束がないと本当に返してもらえるのか不安になるものです。つまり、お金を借りるには、「必ず返す」という信頼関係を保つのが基本です。

この場合は家族間での貸し借りですが、国(政府)や地方公共団体(県や市)、外国の政府、企業も資金を集めるために、わたしたちにお金を貸してくれるように広く募集して借金をしています。

その際にお金を貸してくれた人々を債権者(または投資家)と呼び、債権者に「お金を借りましたよ」という内容の証書を渡します。この借金の証書を「債券」と呼びます。

政府や企業が債券を発行する際、お金を返す期限日(満期日または償還日しょうかんび)や借りた金額に対する利息の支払い日、金額をあらかじめ債権者に約束します。

債券を発行した国や企業などが破綻はたんしないかぎり、債権者はお金を貸した見返りとして決まった日(たとえば年2回)に利息を受け取ることができ、満期日(償還日)には貸したお金が全額戻ってきます。

債権者と債務者の関係

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