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【LESSON3】『株』『債券』『投資信託』を掘り下げる。

【LESSON3-2】

すべての株式会社の株を買えないのはなぜ?

上場(じょうじょう)している株しか買えません

小学生のころからの夢だったフラワーショップをオープンし、お客さんからの注文が増えて、会社の運営は順調。毎日、嬉しい悲鳴です。フラワーショップの事業をさらに拡大するには、もっと大きな資金が必要です。

そこで登場するのが、出資を通じて会社を応援してくれる人(=株主)を広く一般に募る方法*です。そのためには株を取引所(⇒Chapter1 LESSON3-1)で売り買いできるようにする必要があります。これを「株を上場する」といいます。株を上場するには、企業の規模、株主の数、事業をどのくらいの期間継続してきたかなど、上場できる基準をしっかり満たしているか厳しい審査を受けます。そして、将来どのくらい会社が成長するかという観点で、専門家が試算して株の価格(公募価格こうぼかかく)/rp>)が決まります。いい換えると、会社の価値がどれくらいあるかを専門家にチェックしてもらうわけです。

こうして、たくさんの人が証券取引所で「フラワーショップ」の株を売り買いできるようになります。

日本国内には約247万の株式会社がありますが、上場している企業はそのうちのわずか3492社(約0.14%)**株の上場を希望する企業がたくさんあるなか、これら約3500の企業は厳しい審査に合格した企業です。さらに上場したあとも会社の経営に関わる情報を定期的に公開する義務があり、常にたくさんの人の目でチェックを受けているともいえます。

3500の上場企業は厳しい審査に合格した企業

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*ここでは、金融商品取引法における有価証券の「募集」(50名以上を相手方として新たに発行される株等の取得勧誘を行う)について記載しています。このほか、有価証券の募集形態には「私募」(50名未満の者を対象に行う「少人数私募」と適格機関投資家だけを対象とする「プロ私募」)などがあります。また、「募集」は、あらたに有価証券を発行して出資者を募ることですが、このほかにすでに発行されている有価証券(企業の創業者などが保有しています)を一般向けに売却して出資者を募る「売出し」があり、これら2つの方法を活用して広く一般に株主を募ります。

**出所:日本取引所グループ(第一部、第二部、マザーズ、JASDAQスタンダード、JASDAQグロース、Tokyo Pro Marketに上場する企業の合計。2015年10月31日現在)
※株を上場する判断は、その企業の経営方針と大きく関連します。このため有名企業でも、株を上場していない場合もあります。

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